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小径パイプや微細径ワイヤーのセンタレス研磨

小径パイプや微細径ワイヤーのセンタレス研磨

センタレス研磨とは

センタレス研削とは、工作物の中心の支持を必要としない加工方法です。
工作物は調整車に支えられながら回転し、研削砥石によって研削加工されます。
細長い円筒状部品の外径を安定して研削するのに向いている研削方法です。
研削砥石を交換することでチタンやセラミックなどに対応することができます。

小径パイプ用のセンタレス研削

小径パイプ用のセンタレス研削加工では、研削砥石と調整車の回転軸を平行にセットすることで、パイプの外径を高精度に研削することが出来ます。右図の例では、工作物が研削砥石とブレード、調整車の3点に当接するまで外径を研削されます。このような特徴を活かすことで、安定した外径寸法や表面粗さの製品を得ることができます。


微細径ワイヤー用のセンタレス研削

カテーテルやガイドワイヤーなどの医療機器に用いられる「ロングテーパーワイヤー」加工機です。

【 センタレス研削加工機 】

微細径ワイヤー用のセンタレス研削加工機では、研削砥石と調整車の間隔をプログラム制御することで、ワイヤーを研削し円錐状に先細りさせて「多段ロングテーパー加工」を施すことができます。
右下の写真では、外径Φ0.4mmのワイヤー素材を用いて、最小径φ0.04mmの多段ロングテーパー加工を施しています。
この装置では、長さ3.3mまでのワイヤーを自動で供給・排出することが出来ます。

<微細径ワイヤ圧>

ワイヤー材質 各種ステンレス(SUS304Vなど)、(開発中)NiTi、βチタン、Co合金
ワイヤー外径 Φ0.24〜0.1mm
製品外径 Φ0.04〜素材ワイヤー外形 ±4μm
研削加工長 〜750mm
研削加工長パターン プログラム制御による多段ロングテーパー加工
製品長 (研削加工長+1.0)mm〜3.3(研削加工長含む)m

ロングテーパーワイヤー〔医療機器用途など〕

元素分析装置(EDS)を搭載した卓上走査電子顕微鏡(SEM)などの評価装置を活用し、 加工技術の開発や高度化、製造条件の適正化、製品品質の確認などを進めています。 SEM/EDS装置を用いた研削加工箇所の表面状態確認(SUS304V_ロングテーパーワイヤー_φ0.04研削部位)

<荒れた加工面>

<滑らかな加工面>

センタレス研削なのか、センタレス研磨なのか?

研磨加工と研削加工は名前が似ていて、メーカーや現場、作業者ごとに呼び方もまちまちだったりします。
「研磨」は、砥粒を用いて、加工対象物の表面を磨くような加工に用いる場合に使い、「研削」は、回転する砥石を用いて、加工対象物を削り取るような加工に用いる場合に使う、でも、研削で使うような砥石で表面を磨く作業を研磨と呼んでいることもあるようです。

じゃあ表面を磨いて滑らかにする場合は研磨、表面を削り取って形を変える場合は研削かというと、両方の効果を一度に狙って行うような加工はどう呼ぶべきなのでしょうか。

いずれにせよ、より良い製品づくりのためには、欠かせない加工であることは間違いなくお客様のご要望に応えられるように、最適な加工を行っていきたいと思います。

センタレス研磨とは

センタレス研磨とは、工作物の中心の支持を必要としない加工方法で芯なし研磨とも呼ばれています。工作物は調整車に支えられながら回転し、研磨砥石によって研磨加工されます。細長い円筒状部品の外径を安定して研磨するのに向いている研磨方法です。研磨砥石を交換することでチタンやセラミックなどに対応することができます。

小径パイプ用のセンタレス研磨

小径パイプ用のセンタレス研磨加工では、研磨砥石と調整車の回転軸を平行にセットすることで、パイプの外径を高精度に研磨することが出来ます。右図の例では、工作物が研磨砥石とブレード、調整車の3点に当接するまで外径を研磨されます。このような特徴を活かすことで、安定した外径寸法や表面粗さの製品を得ることができます。


微細径ワイヤー用のセンタレス研磨

微細径ワイヤー用のセンタレス研磨機では、研磨砥石と調整車の間隔をプログラム制御することで、ロングテーパー加工を行うことが出来ます。右下写真は、外径Φ0.4mmのワイヤーを用いて最小径φ0.04mmの多段ロングテーパー加工を施しています。この装置は、長さ3.3mまでのワイヤーを自動供給・排出する連続加工も可能です。

【 微細径ワイヤー用装置 】

投入ワイヤー外径 :Φ0.25 ~ Φ1mm
加工パイプ長 : ~ 3.3mまで
加工ワイヤー外径 : Φ0.04mm ~素材径 ±4μm

ステンレスワイヤー
研磨 φ0.4 ⇒Φ0.04