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vol.42 高品質ノズルを支える自社開発評価装置 ノズル残留特性評価装置「コンタミール」
vol.42 高品質ノズルを支える自社開発評価装置 ノズル残留特性評価装置「コンタミール」
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■ 高品質ノズルを支える自社開発評価装置
● FUTA・Qでは、お客様の希望する製品品質に応えるために、 各種検査装置の自社開発を行っており、これまでも右のような装置をご紹介してきました。
● 今号では、ノズルの残留特性が評価できるノズル残留特性評価装置「コンタミール」をご紹介します。
● 医療・分析用に求められるノズルは、検体成分が表面に残留付着しないノズルです。
● この装置により、お客様の使用環境に近いかたちでノズルの残留特性を評価することが可能になりました。
■ パイプ内面測定装置 「アラサミールST」を開発!
● コンパクトなサイズを実現 幅600 mm×奥行180 mm
● 高機能な画像処理ユニット搭載、自動判別検査が可能
・ パイプ内面の縦筋やスパイラル傷、汚れ有無を検出
・ コーティング状態のバラツキを検出
・ 内面の色違い、明るさから流路内部の異物有無を検出
名 称 | アラサミールST | アラサミールPRO |
装置底面サイズ | W600×D180 mm | W980×D420 mm |
装置重量 | 測定部3 kg(8.5 kg) | 測定部14 kg(31 kg) |
測定可能内径 | 内径Φ2~10 mm | 内径Φ0.5~10 mm |
操作方法 | マウス | 操作パネル、マウス |
画像判定機能 | あり | あり |
粗さ測定機能 | なし | あり |
自動位置制御 | なし | あり |


■ ノズル残留特性評価装置「コンタミール」の外観




■ 「コンタミール」の評価動作や評価事例
● 分析装置を模擬した手順で残留特性試験用試薬を吸引、分注、洗浄し、評価液をサンプリングします。

● 評価液サンプル中の残留特性試験用試薬を分光光度計を用いて吸光度を測定して、ノズル残留特性を評価します。・例えば、ノズル内面に加工時のしわが残っていると残留特性が悪化する原因となります。・右グラフの例では、ノズル内面を平滑にすることにより、残留特性が改善でき評価できることを示しています。
【残留特性の悪化要因例】
ノズル内しわに残留物が入り込む


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