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vol.64 見えないキレツの見える化と小径パイプの自動探傷検査

vol.64 見えないキレツの見える化と小径パイプの自動探傷検査

FUTA・Qでは、高品質な小径パイプやノズル製品を提供するため、様々な取り組みを行っています。今回は、既存の検査技術や装置では見つけるのが難しい隠れた傷や凹みを発見するため、自社開発した自動検査装置をご紹介します。

いろいろなパイプの写真
弊社製作のノズル・パイプ
パイプの画像
パイプのサンプル

■ 自社開発検査装置: 渦電流探傷検査装置 「自動キレツミール」

量産の小径パイプ検査工程で使用するため、自動化した渦電流探傷検査装置を開発しました。ネットワーク環境を活用して工夫を凝らした装置仕様にしています(下記)。

キレツミールの外観
キレツミールの外観
キレツミールの画面
キレツミールのモニタ画面

【 検査装置の特徴 】

(1)Φ1mmの小径パイプを200本セットして、約40秒/本の速度で自動検査し、良品と不良品に振り分けます。

(2)生産指示書No. を入力すると社内の生産管理システムから、生産数量など必要な情報を自動取得します。

(3)生産ロットの検査結果や判定グラフがサーバーに保管され、出荷製品の品質状況が把握できます。

(4)検査装置の稼働状況が、常時モニタリングされており、 材料切れが発生するとスマホやタブレットに通知します。

装置の図解
検出原理:渦電流探傷法
・パイプに発生した渦電流の変化を検知コイルで検出し、パイプ内部の構造欠陥有無を検査します。

「見えないキレツの見える化と小径パイプの自動探傷検査」のPDFはこちら

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