vol.89 つなぎ目はどこ?径8.6mmのチャンピオンカップを作ってみた
vol.89 つなぎ目はどこ?径8.6mmのチャンピオンカップを作ってみた
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FUTA・Qでは、様々な加工技術を多層的に組み合わせることで、お客様のニーズに対応することも少なくありません。そのような場合、総合力を問われることはもちろんですが、個々の加工要素技術についても、高い基礎技術力が必要とされます。
今号では、5軸加工の検討を例に、基礎加工技術の研鑽事例をご紹介します。
精密加工技術の検討事例 ~ 割出5軸加工を中心に ~
5軸高精度高速マシニングセンタを用いて、最大外径約8.6mmの多重曲面を持つ、切削加工サンプルの試作に挑戦しました。忙しい業務の隙間を縫って、FUTA・Q社内の技術検討推進メンバーであるサッカーファンが中心となり、championship cup をイメージしたミニチュアサイズの切削サンプルを試行錯誤を重ねて加工しました。より一層の技術力向上に繋げていきたいと思います。
加工技術検討サンプル
材質:SUS304 カップ部の最大径:約8.6mm、カップ部の高さ:約18.7mm

| 加工プロセス | 加工設備 |
|---|---|
| 割出5軸加工 | 5軸高精度高速マシニングセンタ |
| 鏡面研磨 | 鏡面ブラスト加工機 |
| レーザー刻印 | レーザーマーキング装置 |

試作サンプルについて
■注目していただきたい点
・つなぎ目の目立たない両面加工
・一体加工ならではの丸みを帯びた立体形状
■工夫/苦労した点
立体的な形状を実現するために、加工時の干渉や食い込みを考慮、加工プログラムを工夫しました。
■課題、次に検討したいこと
・内径部分の加工方法
・微細な屈曲構造の加工精度向上

