HOME >  FUTA・Qの技術 >  ガイドワイヤ 加工プロセス

ガイドワイヤ 加工プロセス

ガイドワイヤ 加工プロセス

FUTA・Qは八木第2工場(京都府南丹市)2階のクリーンな環境に専用ラインを新設し、 カテーテルやガイドワイヤーなどの医療機器において コアワイヤーなどの機能性部品として用いられる「ロングテーパーワイヤー」の生産体制を整えました。

専用ラインには、直線機、熱処理炉、センタレス研削加工機、検査装置(自社製)などを導入。
ワイヤーを研削し、円錐状に先細りさせた「多段ロングテーパー加工」を行うことができます。
また、各種金属部品や樹脂部品との接合、コーティング処理などの加工にも対応いたします。

ロングテーパーワイヤー加工プロセス

ロングテーパーワイヤー加工プロセスロングテーパーワイヤー加工プロセス

» 加工技術紹介:センタレス研削

製品の加工サイズや研削加工精度などの仕様はこちらをご覧ください。

(→横スクロールをしてご覧ください)

ボビン巻きワイヤー素材

ボビン巻きワイヤー素材

ボビン巻きのワイヤー素材を専用棚に保管しています。

直線化加工

パイプ直線化

巻き癖のついたワイヤーを真っすぐに矯正加工します。
複数のローラー間にワイヤーを通すことで直線化加工ができます。

熱処理

熱処理を施すことで、変形や内部歪のない安定した高品質のワイヤー特性を実現しています。

センタレス研削

センタレス研削

センタレス研削では、研削砥石と調整車の間隔をプログラム制御することで、多段のテーパー加工やロングテーパー加工ができます。

» 設備紹介:センタレス研削

センタレス研削

走査顕微鏡(SEM)を用いて、研削加工したワイヤーの表面状態を観察した例です。
写真左のサンプルでは加工面が荒れており、写真右のサンプルでは加工面が滑らかに仕上がっています。

外径寸法測定・検査

外径寸法測定・検査

高精度のデジタル寸法測定器を使用して、ワイヤー外径寸法を測定します。
多段テーパー部の先端まで、研削後の外径寸法検査を行います。
また、ワイヤーの直線性確認は、転がり検査を行っています。

洗浄・ 梱包・出荷

金属加工 お問い合わせ
提案型金属加工 お問い合わせ