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クリーンルーム紹介

クリーンルーム紹介

クリーンルームの設備

八木第2工場の2階に広さ220㎡のクリーンルームがあります。
クリーンな生産環境により、製品から塵埃を排除することで細菌類も排除でき、
汚染の極めて少ない製品の生産が可能になります。

従来型クリーンルームは、外部の設置ファンから、天井裏のダクトを通して、
クリーンエアーを供給するため、大掛かりな設備となります。
FUTA・Qのクリーンルームは、外部の機械室や天井裏のダクト工事を不要とする、
最新の省エネ・改良タイプです。
その構造は、ダイキン製エアコン上部にHEPAフィルタユニットを取付、
天井に設置した4つのバルーンダクトから層流のクリーンエアーを
ゆっくり噴き出す方式で、クリーン度仕様は、クラス1000です。
陽圧FFU(FUN+HEPAフィルター)も取付け外気流入を防いでいます。

クリーンルームの管理

①クリーンルーム専用の無塵衣やフード、静電靴に履き替えて入室します。
②部屋の出入りは、2重シートシャッターのエアーシャワーを通ります。
③始業時に専用クリーンモップにて、隅々まで床清掃を行います。
④クリ―ン手袋、マスクを装着して、組立・検査作業を行います。
⑤段ボールなど紙類や発塵性のある鉛筆の使用禁止など、持ち込み禁止物の
ルールを定めて守ります。
⑥差圧計によるクリーンルームの陽圧点検やパーティクルカウンターによる
清浄度の定期点検と管理を行います。

クリーンルームの清浄度測定と評価

JIS規格に基づき22ポイントの清浄度をパーティクルカウンターにて、
0.5μm粒子を測定・評価しました。
エリア内清浄度の評価結果は、クラス1000(ISOクラス6)を達成。
平均値127個/CF(20~260個・10分間)であり、1000個よりかなり
良い値となり、クリーンルームの性能評価は、合格です。

右は測定結果の写真で、クリーンルーム内(a点)は1分間測定の0.5μm
パーティクル数 22個でしたので、10倍に換算して220個/cf※でした。
クリーンルームから、1歩外へ出た(b点)で測定すると151万個/cfとなり、
約7000倍の違いがあり、改めてクリーンルームの清浄性能の高さに気づく
ことができました。   

クリーンルームを活用することにより、クリーン管理が要求される部品加工や組立・梱包作業が可能となります。
製品の量産対応も可能ですので、ぜひ、ご相談をお待ちしております。

※cf :キュービック・フィート=1立方フィート(大きさ約30cm立方)

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