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vol.36 量産対応力増強!高速横型マシニングセンタの導入

vol.36 量産対応力増強!高速横型マシニングセンタの導入

■マシニングセンタの新規導入

フライス盤や旋盤、ボール盤など様々な種類の加工機がありますが、 FUTA・Qにおいて中心的な役割を担っている「マシニングセンタ」には、メディカル・分析・半導体業界の要求に応え得る、高精度の加工能力が求められます。今年度導入した最新モデルは、振動や熱の影響を抑えた高精度な加工品の多品種連続加工に対応することができます。

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■ 高速横型マシニングセンタの特徴

24時間の無人連続稼働を実現!

(1) 6面APC (オート・パレット・チェンジャー)搭載
(2) 多数の工具を収納(218本)
(3) パレットに様々なイケール・治具や材料をセットすることで、多品種連続加工が可能
(4) 高精度なテーブル割り出し精度(0.001度)
(5) 強固な4軸構造(X・Y・Z・B軸)により、1 μm台の高精度な位置決め精度を保有
※1 イケール: 高精度に材料を取り付けるための治具

高速横型マシン人ぐセンタの図と写真

■ 現有モデルとの比較

現役モデルの図
現有モデル

APC 2面
16時間連続稼働
①ワーク加工中に②ステーションで段取り替えを実施

段取りステーション

導入モデルの図
導入モデル

APC 6面
24時間連続稼働
①ワーク加工中に②~⑥ステーションで段取り替えが可能

段取りステーション

■ 加工機の仕様 (右写真の加工機)

●工具収納本数 :  218本 (特殊仕様)
●ツール交換: マトリクス方式ツールマガジン
●APC仕様:6面自動パレット交換装置付き
●構造 : 加工軸 4軸(X・Y・Z・B軸)
●主軸回転数 : 15000 min-1(rpm)
●位置決め精度: X・Z軸 1.2 μm、Y軸 1.9 μm

マシニングセンタの写真
チタン製多軸加工のサンプル
【加工事例】
チタン製多軸加工

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