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vol.1 フェムト秒レーザ加工機の活動状況

vol.1 フェムト秒レーザ加工機の活動状況

フェムト秒レーザ加工

2017年8月に弊社 京都工場に導入しました、フェムト秒レーザ加工機における活動状況を報告いたします。この1年半で様々な加工案件に取り組みノウハウを蓄積してきました。金属系材料はもとより、非金属系材料にも豊富な実績が生まれました。特徴は、超短パルスレーザ(1000兆分の1)のため、極めて熱影響の少ない加工ができることです。融点が低い樹脂系材料やガラス系材料の外部表面に有効です。クリアな材料であれば材料内部に種々の微細加工ができこれにより、材料に柔軟な動きや光の特性を付与することができます。現在は、医療・バイオサイエンス分野への応用を模索しています。具体的には、Lab on a chip(半導体制御技術を応用したマイクロナノ・バイオデバイス)やμTAS(ガラス基板上に作成された微小な流路や空間で行う超小型の分析システム)を用いたPOCT(被検者の傍らで行う臨床検査のこと)製品への展開を試みています。

フェムト秒レーザー加工の写真
フェムト秒レーザ加工機

■ 加工例

フェムト秒レーザーの加工例

■ 加工実績材料

【金属系】SUS304、SUS316 (L)、SUS630、純チタン、NiTi、Ti-4AI-22V、Ti-15Mo-、5Zr-3AI、モリブデン、窒化珪素、銅合金系、タングステン

【非金属系】石英ガラス、サファイヤガラス、PLA(ポリ乳酸)、シリコンウエハ、PEEK、CFRP、PoLymide、PoLyamide、ITOフィルム、合成ダイヤモンド、ZrO₂(ジルコニア)

「フェムト秒レーザー加工機の活動状況」のPDFはこちら

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