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vol.16 続・バーチャル工場見学(仕上げ・フェムト秒)

vol.16 続・バーチャル工場見学(仕上げ・フェムト秒)

今回は、4月号メ-ルマガジンの続編となる加工技術を 2例紹介いたします。
● 八木工場のバーチャル工場見学の続編として、最終の製品品質を決める重要な仕上げ工程から、グループリーダーのインタビュー動画を紹介いたします。
● フェムト秒レーザ加工機は、小径パイプの微細加工を得意としております。製作したい針先形状の図面データを取り込み、速やかにレーザ加工できます。

■ 八木工場の仕上げグループ紹介

前号バーチャル工場見学の続きとして、仕上げグループリーダーにも3つの質問をしましたので、紹介いたします。

(Q1) 担当工程には、どのような設備や加工機が何台ありますか?
ライカ顕微鏡が8台あり、細かなバリ取りなど手作業で使用しています。装置は、手動工作機械と各量産品専用の自動研磨装置などがあります。

(Q2) 仕上げ工程で難しい加工は、どのようなところですか?微小な部品のバリ取りが難しく、面粗さの良いものは、製品仕上がりを考えて、最適な研磨砥粒を選定します。

(Q3) 担当されるグループのアピールをお願いします。バリ取りや研磨など手作業が多いので、少しでも早く作業ができるようメンバー全員で知恵を出し合い、日々改善を進めています。

バリ取りの様子の写真
研磨の様子の写真
仕上げグループのYouTubeのバーコード

■ フェムト秒レーザのランセット針先加工

フェムト秒レーザ加工機を用いたランセット針先加工の動画をご覧ください。熱影響の少ない、バリなしの高精度 加工が可能ですので、小径パイプの微細なスリットなどのレーザー加工に適しています。加工後は、レーザー顕微鏡を用いて、形状を拡大観察したり、面粗度を測定することにより、加工条件を最適化しています。

小径パイプの写真
小径パイプの写真
針先外観の写真
針先外観
レーザー顕微鏡測定の写真
レーザー顕微鏡測定
面粗さ測定の写真
面粗さ測定
フェムト秒レーザのYouTubeの写真

続・バーチャル工場見学(仕上げ・フェムト秒)のPDFはこちら

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