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vol.23 微細加工を支える!小型CNC旋盤用治工具の5S管理

vol.23 微細加工を支える!小型CNC旋盤用治工具の5S管理

FUTA・Qの5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)取組み例をご紹介します。5S管理により、物の置き方、物や仕事の流れを良くし、物の状態を目に見えるようにし、仕事の効率化を図っています。今回紹介するのは、小型CNC旋盤工程の治工具の3定(定位置、定品、定量)や加工履歴の管理です。治工具や加工履歴を定位置で管理しており、必要な物をすぐに取りだせるとともに、管理状況も一目瞭然となります。各種工具を常備していますので、短納期での加工が必要な際にもご相談下さい。

■ 加工用ドリルの保管

旋盤用加工用ドリルは、ショート、標準、ロングサイズに分けて保管・管理しています。

旋盤用加工用ドリルショートの写真
ショート:Φ0.14 mm~Φ2.52 mm
旋盤用加工用ドリル標準の写真
標準:Φ0.04 mm~Φ2.42 mm
旋盤用加工用ドリルロングの写真
ロング:Φ0.1 mm~Φ1.29 mm
加工用ドリル管理のようすの写真

■ コレットチャックの保管

小型CNC旋盤にて丸棒ワークを保持するため、6型と8型のコレットチャックを保有しています。(下図、写真)

コレットチャックのイラスト
コレットチャックの収納の写真_1
コレットチャックの収納の写真_2

■ ツーリングシート【加工履歴の管理】

加工する製品毎に使用工具や治具の品番やセッティング方法、過去のトラブル事例を記録し、高品質な機械加工のベースとなっています。 

ツーリングシートの管理の様子の写真

■ 微小径穴加工について

FUTA・Qの微小径穴加工は、Φ0.05 mm以上でしたら、すぐに対応可能です。穴径が小径になるほど、ドリルを高速回転させる必要があります。4万 rpmの高速回転可能な高精度微細加工マシニングセンタを7台保有しており、微小穴加工ができます。右は、SUS316L板の加工例です。

微小径穴加工の写真

「微細加工を支える!小型CNC旋盤用治工具の5S管理」のPDFはこちら

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