HOME » FUTA・Qメルマガ » 切削・小径穴 » vol.30 精密な流路を生み出す微細穴加工技術
vol.30 精密な流路を生み出す微細穴加工技術
vol.30 精密な流路を生み出す微細穴加工技術
更新日:
FUTA・Qの得意な加工技術の一つに小径の深穴を精密に加工する技術があります。例えば、液体や気体の流れを利用するような分析装置に使用されるノズルやバルブには、正確に流れを制御するための「精密な流路」を作りこむことが求められます。高精度な小径穴を活用することで、お客様の課題を解決することが出来るかもしれません。ご相談をお待ちしております。
■ 小径穴加工技術
【加工】当社の様々な加工設備(髪の毛並みやそれ以下の細いドリルを用いた切削加工やレーザー加工など)により、お客様のご要望に合わせた高精度の小径穴加工部品を社内で一貫製作することができます。
【素材】難削材(チタン、ハステロイ、インコネル、セラミック、マグネシウム、超硬、ステンレス、貴金属など)についても多くの加工実績があります。
【加工例】図1、図2、図3のカットサンプルは、 6つの流路をP.C.D.2.5 mmに集中させる機能を持つノズルです。ドリル振れを抑えることで、開孔面にバリのない微細穴を貫通させています。
①材質:SUS316
②サンプル厚み:15 mm
③ノズル穴径:Φ0.2 mm×6個
④ノズル加工角度:35°
●P.C.D.とは、ピッチ円直径を表しており、図2では、ピッチ円 2.5 mmの円周上に等間隔で6カ所の穴があることを表しています。




■ 小径深穴加工技術
図5は、小径深穴加工のアスペクト比を例示するサンプル断面写真です。お客様のご要望に対して、最適な加工方法を提案させていただきます。(アスペクト比、平行穴加工精度、仕上げ粗さなど)

加工機名称 | 最小穴径(量産) | 回転数 | 特 徴 |
高精度高速微細加工機 | Φ0.05 mm~ | 4万回転 | 微小径ドリルによる切削加工 高精度微細加工可能(上記) |
小型CNC自動旋盤 | Φ0.07 mm~ | 1.2万回転 | 微小径ドリルによる切削加工 |
スイス式CNC自動旋盤 | Φ0.10 mm~ | 2.4万回転 | 小径ドリルによる切削加工 長尺材料から連続加工可能 |
ファイバーレーザ加工機 | Φ0.05 mm~ | ― | 薄板やパイプ製品の穴加工 高速で多数の穴加工が可能 |
フェムト秒レーザ加工機 | Φ0.01 mm~ | ― | 材質問わず、薄板の穴加工 極小穴加工が可能 |
上表より、さらに小径サイズの穴加工も試作対応させていただきます。