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vol.31 品質保証を支える測定装置
vol.31 品質保証を支える測定装置
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■八木工場の測定装置紹介
品質管理部では、下記の測定機を用いるなどして最終検査を実施しています。
① CNC三次元測定機 (ミツトヨ)
測定プローブをXYZに動作させ測定物に接触させて測定します。また、先端部のプローブヘッドが回転しますので、測定物の形状に合ったポイントを測定します。平行度や直角度の測定に使用することが多い測定機です。

② 表面粗さ・輪郭形状測定機 (東京精密)
測定子を測定物に接触させて高分解能で表面形状を測定します。研磨製品の表面粗さや加工後の半径R寸法測定などに用い使用頻度の高い測定機です。


③ 真円度・円筒形状測定機 (東京精密)
検出器の測定子が上下・前後に移動して、円状測定物に接触させて測定します。測定物を回転させて、同軸度、真円度、芯出し測定を行います。ノズル製品に要求されるホルダ保持部と先端部の同軸度確認ができます。

④ CNC画像測定機 (ミツトヨ)
高解像度の光学レンズとカメラで画像撮影する測定機です。Z軸移動時はオートフォーカスで追従して、測定物のエッジを検出します。測定物長さや平面度、平行度、真円度、対称度などを測定します。

■測定機器やゲージ類の校正管理
ISO9001に準拠した「計測器管理規定No.11107」を定めて、測定機器やゲージ類は、ピンゲージ1本まで登録して定期校正や精度維持管理を行っています。
【ピンゲージ管理】

1.500
1.495
1.490

【測定器管理】

