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vol.75 多様な部品形状を生み出すマシ二ングセンタ

vol.75 多様な部品形状を生み出すマシ二ングセンタ

FUTA・Qでは、様々な加工設備を使い分け、組み合わせて、お客様の 求める精密部品を提供しています。それら加工設備の中で、マシニング センタは、切削加工の中心を担う重要な加工設備になります。今号は、 FUTA・Qの主力加工機の中から、マシ二ングセンタにスポットを当て、 基本構造や加工サンプル例を紹介いたします。

その特徴は、加工ツールの自動交換装置「ATC」によって、複数の加工ツールを使い 分けることで、1μm台の精度で複雑な構造の精密部品を加工できることです。

縦型マシニングセンタ (19台保有)

  • 加工の回転軸(主軸)が地面に対して垂直方向
  • 治具が使いやすく、上面からセッテングが容易
  • バイスが低い位置にあり、表面加工精度が良い
  • 重量(500kg)の加工物も加工が可能

【装置仕様】
主軸回転数: 15000 min-1
主軸移動量: 1050×460×5C6V0 mm

横型マシニングセンタ (9台保有)

  • 加工の回転軸(主軸)が地面に対して水平方向
  • 材料を持ち替えず3面加工が可能
  • 加工屑によって製品がダメージを受けにくい
  • 複数の材料を取り付けたイケールを回転させて高精度の製品を連続加工できる。

【装置仕様】
主軸回転数: 15000 min-1
主軸移動量: 560×625×560 mm

加工例

インペラ (5軸加工)
材質:A5052
表面処理: 青色アルマイト
サイズ: Φ230×77 mm

カムリンク機構 (重ね合わせ部品)
材質:SUS304
サイズ:10×34 mm

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