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NiTiパイプ(Ni-Ti、ニチノール、ニッケルチタン)

NiTiパイプ(Ni-Ti、ニチノール、ニッケルチタン)

NiTiパイプの特徴

超弾性合金と形状記憶合金の2つの特徴を持っています。
特に、医療器具に必要とされている復元力に優れており、医療分野で実績を上げています。
一方でNiTiパイプは接合が難しいという欠点もありますが、レーザー溶接、ロウ付け、
カシメ、部品形状の組合せなどで対応することも可能ですのでご相談下さい。

FUTA・Qの取り扱う超弾性NiTiパイプは、最適な柔軟性、キンク防止、形状記憶に優れており、
心臓血管移植やカテーテルなど、さまざまな用途に使用されております。
オリジナル仕様を受注後40日程度で納入致します。

  • ・NiTiパイプの定尺は1m、または2m直管です。ご希望の長さにカットいたします。
  • ・パイプ外径寸法の加工限界は、Φ0.15mm~Φ3.0mmとなります。
  • ・パイプ内径寸法は、外形寸法のMax 95%~Min 40% 範囲で製作できます。
  • ・標準仕上げは内外径共に酸化被膜ありですが、ご要望により酸化被膜を除去します。
     酸化被膜の除去方法は、センタレス研磨や内径研磨などご相談をお願いいたします。

製作寸法のサイズ例

製品名 外径(mm) 公差(mm) 内径(mm) 公差(mm) 肉厚(mm)
Nitinol Tube 3.0 ±0.013 2.0 ±0.013 0.50
Nitinol Tube 2.5 ±0.013 1.6 ±0.013 0.45
Nitinol Tube 1.8 ±0.013 1.5 ±0.013 0.15
Nitinol Tube 1.3 ±0.013 0.7 ±0.013 0.30
Nitinol Tube 1.2 ±0.013 1.1 ±0.010 0.05
Nitinol Tube 0.9 ±0.013 0.7 ±0.010 0.10
Nitinol Tube 0.7 ±0.013 0.6 ±0.010 0.05
Nitinol Tube 0.6 ±0.013 0.42 ±0.010 0.09
Nitinol Tube 0.55 ±0.013 0.36 ±0.010 0.095
Nitinol Tube 0.5 ±0.010 0.36 ±0.008 0.07
Nitinol Tube 0.43 ±0.010 0.26 ±0.008 0.085
Nitinol Tube 0.4 ±0.010 0.28 ±0.008 0.06
Nitinol Tube 0.34 ±0.010 0.26 ±0.008 0.04
Nitinol Tube 0.3 ±0.010 0.2 ±0.008 0.05
Nitinol Tube 0.25 ±0.010 0.17 ±0.008 0.04
Nitinol Tube 0.20 ±0.010 0.15 ±0.008 0.025

ご要望に応じて下記オプションもご用意しております。是非お問い合わせ下さい。
お問い合わせはこちら TEL: 075-661-2931

パイプ外径研磨(酸化膜除去)

パイプ外径研磨(酸化膜除去)パイプ表面をセンタレス研磨と酸洗いすることにより、酸化被膜を除去することができます。外径表面のロット差も少なく、手術時のカメラモニターでも綺麗な外径表面を確認することができます。

レーザー加工

通常、レーザーカットを行うとカット内面にドロス(バリ状の溶けカス)が発生します。
独自の技術によるドロス除去できれいなカット面を可能にしました。

レーザー加工 ドロス除去前 二九精密機械工レーザー加工 ドロス除去後 二九精密機械工業

<スパイラル加工>

スパイラル加工 二九精密機械工業ステント加工にも利用されているレーザー微細加工技術でらせん溝を入れることで、NiTiの超弾性に加えてさらにフレキシブルな操作性を実現可能にしました。
スリット幅・ピッチの調整により、柔軟性・バネ性を部分毎にコントロールすることが可能です。

<スリット加工(フレキシブルパイプ)>

スリット加工(フレキシブルパイプ) 二九精密機械工業独自デザインのスリット加工により、φ6程度のパイプでも自由な動きが可能になりました。
さらにしなやかで自由に曲がる操作性を持ち、NiTiの強度をも兼ね備えている画期的な製品です。

内径研磨

パイプ最小内径φ0.3mm~、表面粗さRa0.05程度、最長700mmの内径研磨が可能です。
(※加工実績:φ0.3mm、Ra0.05、L300mm)
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