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vol.57 ノズルの絞り加工と絞り加工内面研磨の技術

vol.57 ノズルの絞り加工と絞り加工内面研磨の技術

FUTA・Qでは、お客様が必要とする性能を有する製品をお届けすることに尽力しています。今回は、FUTA・Qが有している様々なノズル部品加工技術の中から、パイプ絞り加工と絞り加工内面研磨の技術をご紹介します。

ノズル部品の加工技術とは

ノズル部品は、

① 用途に応じた小径パイプの造管

② 要望形状に合わせたパイプ絞り加工 

③ 内外径の表面を滑らかにする研磨加工

④ 複数の部品を組み合わせる接合加工

⑤ ノズルの用途に合わせた針先先端加工

⑥ 表面に機能性を付与するコーティング加工

などの技術を組み合わせることで、お客様の要望される製品を実現しています。

ノズル部品の写真

■ パイプ部品の絞り加工

FUTA・Qでは、材質や製品形状に合わせて、スウェージング(冷間鍛造)と、ドローイング(引抜き)の2種類の絞り加工を使い分けています。

絞り加工部品の写真

【 スウェージング加工 】

スウェージング加工の説明図

角度のついたダイスで叩き、絞り加工する

【 ドローイング加工 】

ドローイング加工の説明図

パイプをダイスに通し、引き抜き加工する

■ 絞り加工部分の内面研磨

絞り加工を行ったノズルは、加工時に受けた応力によって内面にしわが発生することがあります。FUTA・Qでは、独自開発した内面研磨技術によって、絞り加工部分の内面のしわを除去し、鏡面仕上げ(Ra0.08)にすることが可能です。

絞り加工部分の内面研磨の写真

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