βチタン製チューブキャッチャー(特許取得済-特許第5639734号)
βチタン製チューブキャッチャー(特許取得済-特許第5639734号)
更新日:
βチタン製チューブキャッチャー(特許取得済-特許第5639734号)
~低温保存用バイアル専用治具~
チューブキャッチャーとは
研究者が検体を保存・培養するバイアルを低温保存コンテナから出し入れする際、従来ピンセットが使用されてきました。その際、グローブを装着する事により不器用になり、バイアルを落としてしまうと言う事が多々ありました。それに加えて、液体窒素の中でピンセットを器用に動かす事も非常に困難な事でした。
このような事態を解決する為、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)様が、細胞分裂の研究時に液体窒素の中でも簡単・快適にバイアルを動かす為の道具を作って欲しいとFUTA・Qに依頼されました。
そして試行錯誤の末にβチタン製チューブキャッチャーが完成したのです。βチタンの特徴である超弾性及び低温での耐性が生かされており、液体窒素の中でも材質に変化を生ずることなく、柔軟に動かす事が可能です。簡単な操作でバイアルをしっかりと掴むため、グローブの装着時でもバイアルを器用に動かす事ができます。
様々なサイズのトップパーツを取り揃えており、バイアルの直径に応じて簡単に取り替えることが出来ます。 様々な有名メーカーの低温保存用バイアルに対応しております。