環境報告2007
環境報告2007
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ご挨拶
20世紀には高度成長に伴う大量生産・大量消費・大量廃棄等により地球環境の破壊が進みました。21世紀は地球上の全生物にとって将来とも生存可能な環境を維持する為の重要な世紀といわれています。
当社は、事業活動を進める中で出来るだけ環境面の負荷を低減し快適な地球環境を将来の子々孫々に残すことを経営の最重要事項として認識し日々努力しております。 ここに当社の2007年度の環境保全の活動状況及び結果をご報告させて頂きますので、ご理解・ご批判・ご指導をお願い申し上げます。
2008年5月1日
二九精密機械工業株式会社
代表取締役社長 二九 宏和
2007年度 環境改善活動の内容と実績
環境改善目標 | 具体的施策 | 目標値 | 実績値 | 目標 達成率 |
評価 |
---|---|---|---|---|---|
電力使用量 年間1 %の削減(2006年度原単位比:MWH/売上M) | 1.スイッチ部に“節電”表示 2.加工機械の暖機・段取り時の節電 3.休憩時間の消灯 4.トイレ無人時の消灯 5.冷房温度の適正管理 (事務所:28度、現場:26度) 6.暖房温度の適正管理 (20度) 7.OA機器の節電 (未使用時電源断、セーブモード設定) |
0.56 | 0.55 | 102% | A |
水使用量 年間2 %の削減(2006年度原単位比:m3/売上M) | 1.蛇口に“節水”表示 2.社内での洗車禁止 |
1.56 | 1.49 | 105% | A |
自動車燃料消費率の1 %向上(2006年度比:km/L) | 1.車に“ステッカー”貼付け 「暖機運転・アイドリング禁止」 2.車買い替え時、低燃費車の採用 |
11.85 | 12.72 | 107% | A |
化学物質使用量 年間1%の削減(2006年度原単位比:L/売上M) | 1.洗浄対象品の見直し・削減 2.洗浄時間の見直し・短縮 3.洗浄温度の見直し・適正化 4.洗浄方法の見直し 5.卓上形洗滌器の活用 |
3.09 | 2.41 | 128% | A |
グリーン調達対象商品購入率(件数)の1%上乗せ(2004~2006年度平均比:%) | 1.エコ商品カタログの活用 2.エコ商品購入の推進 |
54.9% | 57.0% | 104% | A |
工場内・周辺の美化活動(対象・範囲を決めて毎月実施) | 1.工場内・周辺の美化活動(清掃・除草) | 12回 | 12回 | 100% | A |
地域環境イベントへの参加(1回/年以上) | 1.イベントの情報収集と参加 | 1回以上 | 1回 | 100% | A |
具体的環境改善活動のご紹介(一部)
- 電力の削減では、冷暖房の適正な室温管理の基準を決めて毎日確認をすると共に記録をした。
又、照明について無駄な点灯の排除、加工機械の無駄な暖機運転の排除に取組んだ。 - 節水については、各蛇口に節水ラベルの貼付により意識付けを行った。
- 自動車燃費については、4台の社有車毎の運行・給油記録により各車両毎の燃費を毎月集計し運転者に報告する事でエコドライブの意識が浸透した。
- 化学物質(ジクロロメタン)の使用量削減では、協力工場での洗浄済品の再洗浄廃止や洗浄方法・時間の見直しと共に毎月の洗浄液使用量の目標値設定により節減に取組んだ。
- グリーン購入については、購入推奨リストを作成し関係部署及び発注担当者へ配布しグリーン購入を推進した。
- 工場内、周辺の清掃を毎月計画的に実施した。
- 適切な地域環境イベントが見当たらなかったので、独自のイベント(工場近辺の国道・市道のゴミ拾い)を実施した。
環境関連法規の順守状況及び訴訟・苦情等の有無
当社の事業活動係る環境関連法規制等については、毎年度対象となる法規制等の調査を実施すると共に順守状況の確認と定められた届出・報告を実施しています。
関係する機関や関係者からの指摘及び訴訟・苦情はありませんでした。