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環境報告2011

環境報告2011

ご挨拶


昨年3月に発生した東日本大震災においては震災だけでなく原発事故による放射能被害など環境災害が大きく取り沙汰されました。我が国の経済社会に構造的な変化をもたらす可能性が高いと言われています。地球上の全生物にとって将来とも生存可能な環境を維持する為、地球規模で真剣に環境改善に取り組まなければなりません。

当社は、事業活動を進める中で出来るだけ環境面の負荷を低減し快適な地球環境を将来の子々孫々に残すことを経営の最重要事項として認識し日々努力しております。
ここに当社の2011年度環境保全の活動状況及び結果を報告いたします。


2012年6月8日
二九精密機械工業株式会社
代表取締役社長 二九 良三

2011年度 環境改善活動の内容と実績

環境改善目標 具体的施策 目標値 実績値 目標
達成率
評価
一般廃棄物の削減
(2010年度廃棄量
平均の3%削減)
単位(kg)
1.サプライヤーからの製品梱包用新聞紙の再利用を促進
2.品質記録は回収BOXに廃棄
3.自動販売機の紙コップを回収箱へ廃棄
4.分別ゴミ回収
1,473.5 1,156.8 127.4% A
水使用量の1%削減
(2008~2010年度比)
売上高100万円当り
(㎥/M¥)
1.蛇口に「節水」表示する
2.作業時における無駄の排除
2.48 1.29 191.7% A
化学物質(ジクロロメタン)
使用量 1 %削減
(2008~2010年度平均比)
売上高100万円当り
単位(L/M¥)
1.洗浄製品の適正化
2.洗浄方法の教育・指導
3.目標値・達成状況の掲示
2.57 2.51 102.3% A
工場内・周辺の美化
(1回/月)
1.工場内・周辺の美化活動(清掃・除草) 12回 12回 100% A
環境イベントの実施
(1回以上/年)
1.環境月間行事の計画・実施 1回以上 2回 100% A

具体的環境改善活動のご紹介(一部)


  • 省エネ目的で2011年9月より2012年2月に掛けて工事を実施。工場の水銀灯をLED天井灯に変更、エアコンを省エネタイプに変更しました。
  • 水の使用に関して、節水の呼びかけ(水道蛇口周辺に節水シール・月毎に使用量の広報等)を実施しました。
  • 化学物質(ジクロロメタン)の使用量削減では、協力工場での洗浄済品の再洗浄廃止や洗浄方法・時間の 見直しと共に毎月の洗浄液使用量の目標値設定により節減に取組みました。
  • 工場内、周辺の清掃を毎月計画的に実施しました。
  • 社員が環境保全の認識を持つよう、環境イベントとして工場周辺のゴミ拾い・環境月間の広報等を実施しました。
  • その他梱包材の削減に向けた改善を実施しています。

環境関連法規の順守状況及び訴訟・苦情等の有無


当社の事業活動係る環境関連法規制等については、毎年度対象となる法規制等の調査を実施すると共に順守状況の確認と定められた届出・報告を実施しております。
関係する機関や関係者からの指摘及び訴訟・苦情はありませんでした。

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