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環境報告2015

環境報告2015

ご挨拶


政治・経済及び地球環境が激動している現在、人類の生活環境が大きく問題として表面化しております。火山噴火・地震・豪雨等自然の力による環境影響と人類の生活進化による環境破壊を大きな課題として受け止めなければなりません。

当社は事業活動を通じて環境面の負荷を低減することで快適な地球環境を未来の人達へ残すことを経営の最重要課題と認識し日々努力しております。ここに当社の2015年度の環境保全活動状況及び結果を報告させて頂きます。


2016年6月17日
二九精密機械工業株式会社
代表取締役社長 二九 良三

2015年度 環境改善活動の内容と実績

《本社》

環境改善計画目標 具体的施策 目標値 実績値 目標
達成率(%)
評価
1「省資源」
エネルギー(電気・ガス)CO2排出の削減
(2015.4~6月3ヶ月間の排出量1%削減)
単位(t-CO2.)
1. 不要な箇所の消灯実施
2. 適正な室温管理
3. 2015.7見直し変更
50.69 38.57 131.4 A
2「啓発活動Ⅰ」
社屋及び周辺の美化活動
年2回以上実施
1. 社屋・内外清掃をイベントとして実施 年/2回以上 2 100.0% A

《京都工場》

環境改善計画目標 具体的施策 目標値 実績値 目標
達成率(%)
評価
1「省資源」
エネルギー(電気)CO2排出の削減
(2015.1~2015.3の3ヶ月平均の排出量1%削減)
単位(t-CO2.)
1. 不要な箇所の消灯実施 103.8 96.01 108.1 A
2「啓発活動Ⅰ」
工場内・周辺の美化活動
(毎週1回実施/作業環境改善)
(目標値・・・毎週1回実施で1とする)
1. 工場内・周辺の美化活動(清掃)
2. 3S活動の推進
12 12 100.0 A

《八木工場》

環境改善計画目標 具体的施策 目標値 実績値 目標
達成率(%)
評価
1「省資源」
エネルギー(電気・石油)CO2排出の削減
(2013~2014年度平均排出量1%削減)
単位(t-CO2.)
1.不要な箇所の消灯実施
2.石油ストーブ使用の削減(適正な温度にて使用調整)
3.デマンド管理にて監視していく
4.107 3.484 117.8 A
2「化学物質」
化学物質(ジクロロメタン)使用量1%削減
(2012~2014年度平均比)
売上高100万円当り
単位(L/M¥)
1.洗浄製品の適正化(加工内容にて選択)
2.洗浄方法の教育・指導
3.目標値・達成状況の掲示
2.25 2.02 111.4 A
3「啓発活動Ⅰ」
工場内・周辺の美化活動
(毎月実施)
1. 工場内・周辺の美化活動(清掃・除草) 12回 12回 100.0% A

《環境委員会》

環境改善計画目標 具体的施策 目標値 実績値 目標
達成率(%)
評価
1「啓発活動 Ⅱ」
環境イベントの実施
年2回以上
1. 環境委員会にて計画・実施 2回以上 3 100.0% A

2015年度 環境方針


基本理念

二九精密機械工業株式会社は、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、全組織を挙げて環境負荷の低減に継続的に取り組みます。

方針

二九精密機械工業株式会社は、半導体製造装置等の精密機械部品の製造・販売に係わる全ての活動、製品及びサービスの環境影響を低減するために、環境改善の目的及び目標を定め継続的な改善向上を図ります。

1.当社は環境側面に関する法規制並びに同意したその他の要求事項を順守します。

2.二九精密機械工業株式会社は、半導体製造装置等の精密機械部品の製造・販売に係わる全ての活動、製品及びサービスの環境影響を低減するために、環境改善の目的及び目標を定め継続的な改善向上を図ります。
     a. 省資源・省エネルギーに努め環境負荷を低減します。
     b. 廃棄物の排出抑制と再利用に努めます。
     c. 製品含有化学物質管理における体制維持及び法規制の
       順守・顧客の要求に対応していきます。
     d. 有害化学物質を徹底管理し環境汚染防止に努めます。
     e.  啓発活動(工場内・周辺の美化活動)及び
       環境イベント(社会貢献活動を含む)を実施します。

3.一人ひとりが環境負荷低減活動を積極的に実践できるように、この環境方針を全従業員に周知するとともに一般の人々が入手出来るようにします。

4.地域の環境改善活動に積極的に参画します。

上記の方針達成のために、環境目標及び達成計画を設定し、定期的に見直し環境マネジメントシステムを推進します。


2015年4月1日
二九精密機械工業株式会社
代表取締役社長(最高責任者) 二九 良三

会社概要


①会社名   二九精密機械工業株式会社
②所在地   京都府京都市南区唐橋経田町33-3 (本社)
       京都府京都市南区吉祥院内河原町20-1 (京都工場・R&Dセンター)
       京都府南丹市八木町大藪下河原田8-1 (八木工場)
③事業内容  精密機械(半導体プロセスガス流量制御装置、工業用分析装置、
       医療用分析装置、エンジン排ガス測定装置、ポンプ、樹脂成形機、メガネ)
       部品の開発及び製造
④代表取締役会長  二九 宏和
 代表取締役社長  二九 良三
⑤資本金   3,000万円
⑥従業員数  約130名
   ⑦沿革  1917年 3月 京都市下京区内で個人開業
     1975年 9月 二九精密機械工業(株)商号変更・資本金450万円に増資
     1986年 5月 八木工場完成
     1987年 1月 資本金3,000万円に増資
     1998年 6月 品質保証の国際規格ISO9002(1994年版)認証取得(八木工場)
     2003年 2月 品質マネジメントシステム国際規格ISO9001(2000年版)
            認証取得(全社)
     2004年 12月 KES環境マネジメントシステム(KESステップ2)認証取得(八木工場)
     2009年 4月 前社長 二九宏和が代表取締役会長に就任
            前副社長 二九良三が代表取締役社長に就任
     2009年 6月 京大桂ベンチャープラザ内に研究室開設
     2009年 12月 ISO9001(2008年度版)認証取得
     2010年 5月 本社新築移転
     2012年 12月 京都工場 R&Dセンター竣工
     2013年 7月 ISO14001:2004認証取得
            認証範囲を全事業所とする


1.環境マネジメント組織図

環境報告 2015 二九精密機械工業株式会社

2.環境マネジメントシステム(ISO14001)の認証取得内容

初回登録日:2013年 7月30日
  登録番号:C0166312-EM1

3.具体的環境改善活動の紹介(一部)

  1)事業所毎に省資源(電気・ガス・石油)のCO2排出削減に取組みました。
    2)八木工場では化学物質(ジクロロメタン)の使用量削減では、
    洗浄方法の教育・指導を行い適正な洗浄と
    洗浄機の保守の徹底を行い削減活動及び安全作業への取り組みを行いました。
    3)事業所毎に工場内及び周辺の清掃を計画的に実施しました。
    4)環境委員会主催にてイベントを行い啓発活動を実施し、
      環境に対する意識向上を取組みました。

4.環境関連法規の順守状況及び訴訟・苦情等の有無

当社の事業活動係る環境関連法規制等については、毎年度対象となる法規制等の調査を実施すると共に、順守状況の確認と定められた届出・報告を実施しております。
関係する機関や関係者からの指摘及び訴訟・苦情はありませんでした。

以上

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