環境報告2008
環境報告2008
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ご挨拶
20世紀には高度成長に伴う大量生産・大量消費・大量廃棄等により地球環境の破壊が進みました。21世紀は地球上の全生物にとって将来とも生存可能な環境を維持する為の重要な世紀といわれています。
当社は、事業活動を進める中で出来るだけ環境面の負荷を低減し快適な地球環境を将来の子々孫々に残すことを経営の最重要事項として認識し日々努力しております。 ここに当社の2008年度の環境保全の活動状況及び結果をご報告させて頂きますので、ご理解・ご批判・ご指導をお願い申し上げます。
2009年5月15日
二九精密機械工業株式会社
代表取締役社長 二九 良三
2008年度 環境改善活動の内容と実績
環境改善目標 | 具体的施策 | 目標値 | 実績値 | 目標 達成率 |
評価 |
---|---|---|---|---|---|
自動車燃料消費率 1 %向上 (2005~2007年度平均比) 単位(km./L) |
1.エコドライブの推進 車にステッカー貼付 「暖機運転・アイドリング禁止」 2.車買い替え時、低燃費車の採用 |
12.05 | 13.43 | 111.5% | A |
廃棄金属(コロ)排出量 1 %削減 (2005~2007年度平均比) 売上高100万円当り 単位(kg./M) |
1.加工不良の低減 2.端材の廃棄削減 (有効利用推進) |
3.95 | 3.57 | 90.4% | B |
化学物質(ジクロロメタン) 使用量 1 %削減 (2005~2007年度平均比) 売上高100万円当り 単位(L/M) |
1.洗浄対象品の見直し・削減 2. 洗浄時間の見直し・短縮 3. 洗浄温度の見直し・適正化 4. 洗浄方法の見直し 5.目標値・達成状況の掲示 |
3.12 | 2.71 | 115.1% | A |
事務用品のグリーン調達 対象商品購入率(件数) の1%上乗せ (2005~2007年度平均比) 単位 (%) |
1.エコ商品カタログの活用 2.エコ商品購入の推進 |
56.2 | 57.2 | 101.7% | A |
工場内・周辺の美化 (1回/月) |
1.工場内・周辺の美化活動 (清掃・除草) | 12回 | 12回 | 100% | A |
環境イベントの実施 (1回以上/年) |
1.環境月間行事の計画・実施 | 1回 | 2回 | 200% | A |
具体的環境改善活動のご紹介(一部)
- 自動車燃料については、4台の社有車毎の運行・給油記録により各車両毎の燃費を毎月集計し運転者に報告する事でエコドライブの意識が浸透した。
- 廃棄金属(コロ)排出量の削減については製造部の加工時において不良の削減活動にも繋がったが、景気変動にて厳しい内容に変化し年度末を迎えた。
- 化学物質(ジクロロメタン)の使用量削減では、協力工場での洗浄済品の再洗浄廃止や洗浄方法・時間の見直しと共に毎月の洗浄液使用量の目標値設定により節減に取組んだ。
- グリーン購入については、購入推奨リストを作成し関係部署及び発注担当者へ配布しグリーン購入を推進した。
- 工場内、周辺の清掃を毎月計画的に実施した。
- 適切な地域環境イベントが見当たらなかったので、独自のイベント(工場近辺の国道・市道のゴミ拾い)を実施した。
環境関連法規の順守状況及び訴訟・苦情等の有無
当社の事業活動に係る環境関連法規制等については、毎年度対象となる法規制等の調査を実施すると共に順守状況の確認と定められた届出・報告を実施しています。
関係する機関や関係者からの指摘及び訴訟・苦情はありませんでした。